GPデンバーで頭角を現した白緑ランプを回してみた。
デンバーのレシピは赤緑のカードを入れ替えただけの印象だったが、
その後MOで勝っている奴では「ウラモグと副陽全部乗せ」というインパクトのあるレシピが出たのでもちろんこっちを使ってみた。

2マナ除去に申し訳程度に《神聖なる協力》を。
副陽サポートのため2枚だけ《天才の片鱗》も加えてみた。


赤緑と白緑の大きな差は白緑の2マナ除去の弱さ(というか元のレシピには2マナ除去が入っていない)
ティムール相手の負け筋である「2ターン目牙長獣」に対しての回答は「4ターン目に必ずラスゴを撃つこと」のみ。まあ逆に赤緑だと序盤で撃ち損じると破滅の刻では間に合わないこともあるのでどっちもどっちか。
また削剥がないため王神ブン回りに弱くなっている。

白緑のいいところとしてはサイドボードが難題、リンヴァーラ、カラカルと生物てんこ盛りにできるのが実に素晴らしく、ティムールなどの「サイド後否認構えマン」を蹂躙することができる。赤緑でも似たようなことはできるのだが、リンヴァーラまではなかなか採用する勇気は沸かないだろう。

また《領事の権限》が赤単キラーとしては素晴らしすぎ、赤緑では絶対にまねできないパーツである(横枝とはレベルが違う)



一方マナベースは白緑のほうが厳しく、1ターン目《スレイベンの検査官》の安定性はかなり怪しい。私はイニ影ランドを極力使いたくない主義なので余計厳しい。(イニ影ランドで5ターン目にラスゴや約束の刻が打てないことだけは避けたい)




事前の検討では「赤緑でいいんじゃね~」だったのだが、回してみると初リーグで4-1。赤緑ではアベレージ3-2であることを考えると私としては上出来。

メインはわき目もふらずにマナを伸ばしていくことを目指せる単純さ(除去がないので構えなきゃ、とかいう選択肢の誘惑がない)

サイド後は否認を構えている(そして除去を抜いている)ティムール、白青などに対しての生物連打。

「できないことはできない」というデッキ構成の割り切りがランプというオカルティックな選択とかみ合っているのかもしれない。

ただ結論としては《副陽の接近》はいらないような気がした。
少なくとも《否認》を入れてきそうな相手には毎回サイドアウトしていたし、
メインも副陽で勝ったことはなかった。(一発撃って2発目を引くまでにワールドブレイカーとかを出していると相手が投了するのである意味副陽で勝っていると言えなくもないかもしれないが)


赤単には赤緑より強く、ティムールにも牙長獣ブン回りさえしのげば赤緑より強いまである。奔流の機械巨人型や王神デッキなどアーティファクトデッキ相手が不利になっている。



コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索