上級者には当たり前以下のことしか書いてませんのであしからず
なぜなら私は上級者ではないから(笑

でも珍しく一つのデッキをたくさん回したのでわかってきた勝ち筋、負け筋を余さず記録しておきます


グランプリ・東京2016 12位
11 《森》
2 《山》
1 《荒地》
4 《見捨てられた神々の神殿》
4 《進化する未開地》
-土地(22)-

2 《死天狗茸の栽培者》
2 《面晶体の這行器》
4 《不屈の追跡者》
4 《龍王アタルカ》
2 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》
-クリーチャー(14)-

4 《ニッサの誓い》
4 《ウルヴェンワルド横断》
4 《残された廃墟》
4 《爆発的植生》
4 《面晶体の記録庫》
4 《炎呼び、チャンドラ》
-呪文(24)-

3 《現実を砕くもの》
2 《世界を壊すもの》
1 《虚空の選別者》
3 《焙り焼き》
3 《歪める嘆き》
3 《コジレックの帰還》
-サイドボード(15)-


レシピは上記のものをほぼほぼ使用し、数枚の細部をちょこちょこ試行錯誤している感じです。
現状はチャンドラを3にして世界を壊すもの1にしておりますし、虚空の選別者とか入れたことないので違うカードにしてもいいと思います。


基本的な動きとしては、序盤はマナを伸ばし、6マナを越えたら《炎呼びチャンドラ》《龍王アタルカ》《絶え間ない飢餓ウラモグ》といった脅威を叩き付けていきます。

理想の動きは、1ターン目《ニッサの誓い》か《ウルヴェンワルド横断》→2ターン目2マナのマナ加速→3ターン目土地セットから4マナのマナ加速→4ターン目土地セットから龍王アタルカ。

理想の動きと書きましたが、相手のデッキ(たとえば緑白トークン)が代言者→ニッサ→ギデオンみたいな理想の動きをしている場合は、こちらも当然のように理想の動きをしていないと勝てません。今のスタンダードが嫌いな人はこの絵合わせマジック:ザ・ギャザリングが耐えられないのかもしれませんね。
とはいえ私のようなヌルゲーマーにはそんな環境でも十分刺激的です。マジックさせてもらえるだけで有難いですから。

話がそれましたが、このデッキは比較的プレイングは容易とはいえカードをプレイする順番だけは意外と間違いやすいので多少は練習した方がいいです


カード説明:

1マナの呪文
《ニッサの誓い》《ウルヴェンワルド横断》
序盤は土地やマナクリ(ニッサの誓いのみ)を探し、後半はフィニッシャーを探す便利呪文です。また《ニッサの誓い》が場に出ているとチャンドラを出すために山が不要となりますので、必要な山はアタルカを出すための1枚のみとなりますので忘れないように。
相手が精神背信を使ってくるデッキの場合は、後半使う際には引いてきたフィニッシャーをそのターンに仕えるマナが貯まるまで使うのをとっておくのがポイントとなります。
相手はこちらが6~7マナに達しそうな時に精神背信をうってきますのでスカらせてあげましょう。

2マナの呪文
《死天狗茸の栽培者》《面昌体の這行器》《残された廃墟》
マナクリの種類が分散しているのは《反射魔導師》で戻された時に複数手札に腐らないためでしょう。
《死天狗茸の栽培者》は後半引いても接死で活躍できる可能性がありますが、《面昌体の這行器》にも《面晶体の記録庫》から連続して出せる点と昂揚達成に貢献できるメリットがあるので一長一短です。
《残された廃墟》は荒地がないとマナ加速できないので1ターン目に《進化する未開地》か《ウルヴェンワルド横断》で持ってくる必要があります。荒地が出ている場合でも場に出さずに手札に加えることもできるのは覚えておいた方が良いです。セットランドする他の土地が無い場合は手札に加えてアンタップインさせた方がよい場面もあります。
(手がかりのマナを残したい、など)

3マナの呪文
《不屈の追跡者》
長期戦となるコントロールデッキにはこいつで対抗します。
《不屈の追跡者》の後に《進化する未開地》セットランドは追跡者ルートを採る場合のブン回りとなります。
コントロール以外の相手の場合は正規ルートが上手くいかなかった場合の補助ルート的な感じで、お互いぐちゃった時などは非常に頼もしい存在となります。逆に押せ押せの状態ではこいつを出すタイミングがなかったりします。

4マナの呪文
《爆発的植生》《面晶体の記録庫》
《爆発的植生》は赤マナ(山)を持ってこられるので基本マナ加速となります。《面晶体の記録庫》は《世界を壊すもの》や《コラガンの命令》で破壊されると目も当てられなくなる欠点もありますが、後半マナフラッド時に2ドローできるので長期戦時に腐りにくいメリットもあります。

6マナの呪文
《炎呼びチャンドラ》
本当は彼女より先にアタルカを出したいのですが、状況によっては彼女に一掃してもらいたい場面もあるでしょう。当然相手も彼女が出ることを想定してきますので生物を並べる系のデッキはタフネス4以上(可能なら5以上)にできるものならしてきますし、≪大天使アヴァシン≫を手札に構えたりしてきます。またギデオンを先出しされている状態ではほぼ次のターンにギデオンに沈まされてしまいますので、決して信頼度は高くないです。
とはいえ白単人間や中隊系デッキに対しては彼女がいないと勝てないのも事実。
また盤面に10マナ以上すでに揃っている状態ではもはやマナ加速をする必要が無いので0能力が便利です。マナ加速呪文や土地は無駄打ちせずに手札に貯めておいてゴッソリ交換してしまいましょう。

7マナの呪文
《龍王アタルカ》
彼女を4ターン目に出すことがこのデッキの主たる勝ち筋となります。
生物を焼く時は《ドロモカの命令》などで計算が狂わされないように、確実に殺したい奴がいるときは注意しましょう。うっかり《変異エルドラージ》が生き残ったら目も当てられません。


対戦相手ごとの要諦:

VS緑白トークン
先手だとお互いブン回りした場合はまあ勝てますのでダイスロール重要です(笑
相手はブン回りをしてくること前提にこちらもキープします。相手のデッキパワーが非常に高いのでキープを舐めたら一瞬で負けます。
唯一楽なのはサイドボードはほとんどいじる必要なくブン回りをひたすら目指せることです。

VS4色儀式
こちらもブン回り合戦です。嫌かもしれませんが今のスタンダードはそういう環境ですので諦めてください(笑
緑白トークンよりは瞬殺率は低いので、多少遅れてもなんとかなります。メインボードはアタルカだけでなくチャンドラも効果的なので大分楽に感じます。
コジレックの帰還のみサイドインします。
《現実を砕くもの》をサイドインしてくるパターンをされた場合はアタルカで対処できますが、≪難題の予見者≫から繋げるベストムーブが来ると諦めムードが漂います。(そこまで綺麗に回られることもそうないですが。)


VS白単人間
お互いブン回り時には相手が勝ちますので不利なマッチです。こちらのブン回り確率より相手の方が安定性が上なのでなおさらです。相手が少しもたついてくれるのを祈る他ありません。逆にもたついてさえくれるとほぼ勝てます。

VSバントカンパニー
最近減っている印象ですが、かなり苦手意識高いです。《反射魔導師》が辛いのはいつものことながら、≪跳ねる混成体≫でアンタップのアタルカをどかされて押し込まれるのもよくある負けパターンです。
マナクリを全抜きしつつ、サイドインした《世界を壊すもの》を出すことを目標にします。土地を壊すと事故ってくれるかもしれません。


VS黒系コントロール
上でも書きましたが相手の頼みの綱である《精神背信》といかに付き合うかがキモとなります。4マナ加速呪文はほぼ抜かれてしまうのでブン回りルートは成立しない事前提で考えます。《不屈の追跡者》は鍵となるカードなので大事に使います。
白黒や黒赤は《面晶体の記録庫》を破壊してきたりするので全部抜きます。
白黒で負け筋となるのが《荒野の確保》です。ライフが低いとフルパンでそのまま死んだり、オーメンダール出されたり。
スゥルタイやグリクシスはやはり《龍王シムルガル》がガンとなります。相手が手札に持っていそうな雰囲気の時は返しでさらなる回答(アタルカかウラモグ)が用意できていないと死ねます。
上記さえ注意すれば、相手の長期戦につきあっても十分勝ちうるところがいいところです。


オリジナルのライザさんはいろいろサイドボード入れ替えていらっしゃるようですが、
私の場合は明らかに不要なカード以外はあまり入れ替えしない方が上手くいくようでした。サイドボード15枚の枠いらないくらいです。あぶり焼き3枚とか白単相手にしか入れないですし。
入れ替えが容易なフリー枠が《不屈の追跡者》しかないので当然なのですが・・・

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